宇宙から、地球の課題解決に挑む。──私たちは、志を共にする仲間を求めています。
アークエッジ・スペースは、超小型衛星の開発・運用を軸に、世界中の情報格差やインフラ不足といった課題解決を進め、「衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を」"Empowering people with satellites for a prosperous future"を実現します。
地球上には、情報や通信といった現代の基本インフラが行き届かない場所がまだまだ数多く存在しています。これらの地域では、人びとが必要な情報にアクセスできず、また、環境や社会を重視した重要な取り組みをしているにもかかわらず、その情報が消費地には届かず、結果的に不利益を被り続けている現状があります。私自身、20代の頃から、アマゾン熱帯雨林地域やアフリカの最貧困地帯、紛争後の地域などにおける国際協力活動を通じて、これらを痛感してきました。こうした“情報の偏在”は適切なビジネスや地域の自立的発展を阻害する構造を生み出します。 そして、宇宙インフラ──すなわち地球全体を俯瞰できる衛星やそのネットワークこそが、この構造的な不平等を打破することが可能であると信じています。
実際、私たちが開発している衛星は、地上インフラが不十分な地域にもデータと通信を届け、海上の安全確保、違法漁業や森林伐採の監視、農業支援、災害対応、ESG投資の確認など多様な社会課題に貢献する仕組みを支えることが可能になります。アークエッジ・スペースは、衛星というプロダクトを通じて、人と地球をつなぎ、これからのインフラのかたちを根本から更新しようとしています。
また、月や深宇宙など、超小型衛星では実現してきたことのない分野へも挑戦することで、新たな人類の活動領域の拡大と、未来のビジネス領域の開拓にも取り組んでいます。
我々は、このような衛星インフラ構築、衛星データサービスを通じて世界の課題解決に貢献すること、さらにはこれまで繋がっていなかった地域をつなげていくとともに、新たなビジネス機会を拡大してまいります。
現在、私たちは、衛星の開発と製造のフェーズを経て、今まさに量産・品質管理・運用体制の整備に注力するとともに、パートナー企業・国際機関・開発途上国などとの連携を加速させています。その過程では、技術的な挑戦だけでなく、法規制や国際交渉、地場事情の把握、ビジネスモデルの再構築など、多様な課題に向き合うことになります。
こうした挑戦を共に進めていくうえで、私たちが求めているのは、宇宙に関する技術や能力のみではありません。エンジニアであっても、事業開発やファイナンスなどの専門家であっても、必要なのは、社会の本質的な課題に向き合う覚悟、複雑な状況を突破していく行動力、そして、未知の環境にも臆せず飛び込める柔軟性です。宇宙という大きな舞台でありながら、その目的はあくまで“地上の課題解決”であるという価値観に共感し、自ら考え、動き、仲間とともに創造していける人を求めています。
私たちの活動の先には、インフラがボトルネックになっていた社会課題を超え、すべての人に等しく情報・機会・安全が届く未来があります。宇宙から社会を変えるというビジョンに挑むために、あなたの力が必要です。
私たちと共に、新たな人類のインフラを構築し、より豊かな未来をつくりましょう。
株式会社アークエッジ・スペース 代表取締役CEO 福代孝良
人工衛星により、人類の生活空間(地球上および宇宙空間を含めた、マージナルな地域や、抑圧された環境下を含む)と時間(現世代から未来世代まで)全体で、「人・もの・情報」が可視化され、人々の安全確保や流通と価値の分配が最適化された社会を実現します。その結果、人々に豊かさをもたらす未来を目指します。